ドライエッジ片面テープ

Dry Edge Single Sided Tape

粘着剤のしみ出しを「ドライエッジ片面テープ」で解決!

ドライエッジ片面テープとは

 片面粘着テープの端だけに糊が付いていない特殊な粘着テープです。この構造により、テープを扱いやすくし、特定の用途に合わせて片面または両端の糊なしタイプへカスタマイズすることも可能です。

特長

  1. 粘着剤で製品を汚さない
    テープの両端や片側だけに意図的に粘着剤が塗布されていない部分を作る加工です。これによりテープの端から滲み出た粘着剤で手を汚さず清潔に扱えます。
  2. 高品質のフィルム原反を安定生産
    フィルム原反製造時のスプライス用途に使用され、フィルムの巻締まりによるテープ端面の糊のはみ出しを防ぎ、フィルム背面への糊の転写を防ぎ安定した製品の生産が可能となります。
  3. テープ貼り作業の機械化に対応
    テープを貼る際、テープ端面が非粘着でつまみやすくなり、貼り付け作業のミスが減り作業効率が向上します。

◇ドライエッジ片面テープの用途

  • 自動化ラインでの使用
    ドライエッジ加工は、端が非粘着のため自動テープ貼り作業に非常に有効です。またテープ表面にセンサーで識別s ルための印刷を施すことができ、つなぎ箇所の検知ができる仕様での制作も可能です。
  • 高精度なテープ貼り
    非粘着部分を使って、テープの位置決めや貼り付けがより正確に行えるため、精度が求められる作業でも役立ちます。
  • 仮止め用途
    製品の仮止めや部品の一時固定にも便利です。作業終了後、剥がしやすく糊残りも抑えられます。
  • 梱包作業
    積層されたラベルの非粘着部分を持つことで手早く確実に剥がせるため、段ボールや紙製品へ素早くラベル貼りの梱包作業で役立ちます。