私たちは『粘着』加工技術でもっとお役に立ちたい

Our strengths

私たちの強み

粘着に関する課題をトータルで提案、実現いたします。

  1. 多岐産業に対し、粘着製品の企画、設計・開発、加工、販売とトータルで提案し実現できる総合力
  2. 高品質・短納期はもちろん、使い勝手向上やユーザーのコスト低減につながる形状変更の提案力
  3. 多種試験設備の保有と結果から導き出された豊富なデータの蓄積と活用力
  4. グローバル組織体制の活用によるお客様ニーズに合わせた柔軟な対応力
  5. 新しい粘着製品の創出に対する全従業員の熱い想いと実現に向けた行動持続力

DAIKYO を支えるパートナーのご紹介

Introducing the Partners Supporting DAIKYO

パートナー企業 / 団体 当社との関係 支えていただく領域 連携の進め方
1. 金型製造
（トムソン・ビク型、ピナクルダイ®
ダイカットロール、オスメス型など）		 粘着加工・ダイカット加工の品質と量産性を左右するのが金型です。用途や加工内容に応じて、高精度な金型から汎用金型まで製造できる金型製造パートナーと連携しています。
  • 寸法精度
  • 抜き上がり品質
  • 量産安定性を高め、製品の信頼性を確保
  • 高精度な金型設計
  • 製作品質を継続的に維持
  • 安全・環境に配慮した生産体制や改善提案
  • 技術部手動の定期技術打合せ、品質レビュー
  • 案件ごとの共同開発会議
  • 試作検証
  • 展示会や技術交流会を通じた最新加工技術の意見交換
2. 素材メーカー
（不織布、機能性フィルム、金属箔、フォーム材、医療用基材、メッシュ材料 ほか）		 粘着製品の性能は、粘着剤だけでなく基材（不織布、フィルム、金属箔、フォーム材、メッシュなど）で大きく決まります。
当社は多様な機能性材料を持つ素材メーカーと連携し、製品の高機能化と差別化を進めています。
  • 各種素材の安定供給および品質保証
  • 新素材・新機能の提案、最新情報の提供
  • 使用用途や要求特性に応じた材料選定、開発の支援
  • 営業部・調達部・技術部・研究開発部を中心に、必要に応じた勉強会を開催
  • 試作段階での共同評価、サンプル共有、性能比較
  • 開発～量産までの密接な仕様すり合わせと品質連携
3. 粘着コンバーター
（アクリル系、ゴム系、エマルジョン系、ホットメルト系、シリコン系など）		 粘着剤・基材・加工技術の組み合わせは無限にあり、用途に合わせた最適化が必要です。当社は電子材料や建材など多分野で実績を持つ粘着コンバーターと協業し、高付加価値な粘着製品を生み出しています。
  • 用途別の粘着仕様の最適化と安定品質の確保
  • 新用途・新市場開拓に向けた共同開発
  • 加工条件・評価条件の高度化支援
  • 研究開発部、技術部との定期打合せで仕様確認・課題共有
  • 案件単位の共同試作・評価テスト・量産条件検討
  • 営業× 技術の連動で短納期提案・対応力を強化
4. 印刷パートナー
（シール・オフセット・フレキソ・シルクほか）		 粘着製品は「機能」だけでなく「見せ方（意匠性）」も重要です。当社はシール印刷・オフセット・フレキソ・シルク印刷など多方式に対応できる印刷パートナーと連携し、デザイン性とブランド価値を高めています。
  • 印刷品質管理の徹底
  • 印刷再現性の向上、技術の高度化
  • 環境配慮型インキや持続可能素材の活用推進
  • デザイン及びレイアウトのラフ案を早期に作成し完成イメージを具体化
  • 本刷り前の色味確認・校正で品質精度向上
  • 案件ごとに仕様を確認し、短いサイクルで試作を進める
5. 梱包資材・パッケージパートナー
 製品を安全に届け、かつブランド価値を伝えるために、梱包・パッケージは重要な要素です。当社は段ボール、包装袋、緩衝材、化粧箱など幅広い梱包資材メーカーと協力しています。
  • 製品保護性能と環境配慮の両立
  • 再生材・減プラなどサステナブル資材の対応
  • サンプル評価と改善提案、コスト最適化支援
  • 用途や使用環境に合わせて、必要な強度・形状・衣装のすり合わせ
  • 本刷り前の色味確認・校正で品質精度向上
  • 調達部門との定例ミーティンぶで安定供給の確保と価格調整を継続
6.加工機械・設備販売パートナー
（プロッターカッター、スリッター、プレス機、ラミネーターほか）		 スリッターやプレス機をはじめとする各種生産設備について、機械選定・提案、立ち上げ、運用・操作サポートまで連携し、お客様への導入支援をおこなっております。
  • 最新加工技術・安全基準への対応支援
  • メンテナンスや保守体制の強化
  • 新機種提案、導入効果検証
  • 展示会参加やデモ機での加工サンプル評価を通じて情報交換
  • 導入後の継続フォローと稼働改善提案
7.海外機械メーカー
（加工・包装設備ほか）		 海外の加工機・包装設備には、先進技術や高コストパフォーマンス機が多く存在します。当社は海外メーカーとも連携し、生産ラインの競争力向上につながる設備導入サポートをしております。
  • 導入コスト低減
  • 生産効率化
  • 省エネ化設備の提案
  • 技術セミナー・現地デモで性能確認
  • お客様のニーズに沿った最適な設備を選定および導入サポート
8. 海外粘着テープメーカー
 用途に応じて海外製の粘着テープとの連携をはかっております。お客様のニーズに合わせ、適切な製品を設計、製造しております。
  • 日本品質基準に適合する品質管理
  • 所要計画の共有、柔軟な生産計画による納期短縮
  • コスト最適化
  • 機能別テープ選定と性能向上提案
  • オンラインおよび現地商談にて技術・品質管理体制確認および製品設計
  • 定期監査での安定した品質維持
9.試験研究期間
（神奈川県立産業技術総合研究所（KISTEC〉ほか）		 基本物性・材料解析など、客観性と高精度が求められる試験には、外部の試験研究機関の力が不可欠です。
当社はKISTECなどと連携し、分析・評価・原因解析を強化しています。
  • 粘着力測定や材料分析、不具合要因解析による品質向上
  • 試験データに基づく技術課題の抽出と改善示唆
  • 技術相談、試験依頼およびレポート共有
  • 当社試験（機器借用）と研究所分析の併用
  • 結果の共有にて製品改良・新規開発を促進
10. 地域社会・お客様
 地域社会は弊社の重要な事業基盤であり、お客様は製品価値を磨くための最重要パートナーです。現場での声は、改善と新しい製品づくりの出発点になります。
  • 地域貢献と安全・安心な製品提供の両立
  • 顧客満足度向上と品質改善に向けた評価・要望の提供
  • 自治体や地域との交流、地域イベントへの参加を通じた連携活動
  • 展示会への出展・参加による情報発信とユーザーとの接点づくり

Case study

実績事例

共同開発のご相談は大歓迎です。
私たちの生活に欠かすことの出来ない『食』。
昨今の地球温暖化で、施設栽培の現場では様々な作物の

生育に悪影響を及ぼす害虫の発生に頭を悩ませていました。
この問題に対し、2015年に内閣府のプロジェクト（SIP）に
参加。兵庫県と浜松医科大との数年にわたる共同開発の結果、

今までの常識を覆す画期的な害虫駆除の黄色粘着シート

『ラスボスRタイプ』を世に送り出しました。

現場でのテープの使い方を是非教えてください。
『離型紙を剥がしたい』、『離型紙は剥がさず残したい』

相反する現場の声を実現したテープ『チビU字加工』。
離型紙を剥がしたい場合は一気に剥がせ、

離型紙を残したい場合は途中で止まる、
こんな創意工夫に溢れたテープを世に送り出しました。

内職の女性の指先の絆創膏を見て、開発意欲が湧きました。
金属箔テープのエッジで指先を切ってしまう作業者が

多数発生。指先の絆創膏は勲章でした。
なぜ金属箔テープが必要なのか？
これを突き詰めて誕生した自社オリジナルブランドが

あります。金属箔テープの代替品として生まれた

女性の指先にやさしいテープ。10年以上のロングセラーです。

「また異物混入のクレームだ。」
長年親交のあった工場長は
悩んでいました。クリーンスーツを
新調、作業者の
服装チェックは勿論、作業者の動線管理も変更。

当然エアシャワーや粘着コロコロで異物対策は万全な筈でした。
ただ気がかりだったのは、作業者のマンネリ化。

毎日数回のエアシャワーの通過は形骸化していました。

エアシャワーの壁面に貼る異物捕獲シート

『アイビーキャッチャー』は、作業者に意識改革を

もたらせました。
持ち込んだ異物の見える化は、作業者の啓蒙活動はもちろん、

管理者側にとっても現場の変化を知る良い材料になりました。
あれから15年、今も変わらず『アイビーキャッチャー』が

現場の品質を守っています。

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